2014/06/18

逆方向に引っ張る打撃練習 『外角正面打ち(左打者)』


逆方向に引っ張る打撃練習
 『外角正面打ち(左打者)』














  サードやショートの裏に落ちるような打球ではなく、 左中間を割って転がっていくような打球。 そのために必要なのは『逆方向に引っ張る』感覚。

  パソコン練習メニュー動画(you tube)




練習方法解説
野球正面からのティーバッティング
普通のティーバッティングと大きく違う点は、 トスアップを正面から行う点です。  

正面からのトスアップにより、 トスのコントロールが付けやすく、 きっちり外角に投げることができます。 正面からの球が打てるというメリットがあります。 









野球左バッターは踏み込め 


左打者は、必ず踏み込んで打つ。 自論です。  
左打者は右打者と違い、 一塁に走る力が加わると、体が開いてしまいます。 右打者と左打者はスイングが違うと考えています。 左打者は、踏み込んで、左中間に引っ張る!








  野球打球の角度
ネットの前でティーバッティングを行うと、 打球の角度がわからない。 内野の頭を越える打球を打つには、角度が必要。 故に、安全な範囲で、ネットまでの距離があった方がいいです。  
上の写真のピンクの線の所にワイヤーが通っていて、 そこを目安にバッティングをしています。
















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2014/06/14

軸で回転する練習 『竹竿スイング』


軸で回転する練習
『竹竿スイング』
















ドアスイングや身体が前に突っ込んでしまうスイングを矯正したい時、また、ヘッドが下がるといわれる選手にお勧めの練習です。
用意するのは…竹ざお。
長さは体格に合っているものでよいと思います。
中学生なら3mくらいがちょうど良いかと。
これをスイングします♪
こんな感じです↓


練習メニュー動画(youtube)







練習メニューの解説

野球
軸で回る感覚を身につける

長尺バット(竹さお)をスイングすることによって、軸で回る感覚が身に付きます。
前に突っ込んでしまったり、後ろに後傾してしまうと、振り切れません。
スイングに癖がある選手の矯正に最適です。

野球
下半身主導のスイングを体験

一見腕で振っているように見えますが、下半身、特に内転筋(ももの内側)に注目してください。
力が逃げずに内側に溜まっているのがよく分かります。
これは、軽くて長い竹ざおの特性で、抵抗をたっぷりうけた竹ざおは、腕の力だけでは振り抜くことができないのです。


勝手に下半身の力を使わざるを得なくなってしまうのです。
下半身の力を使ってスイングしろといっても、子どもたちはわからないですよね?
このような、かってに鍛えられる『自動化』を促す練習はとても大切です。

野球
ドアスイングの矯正

選手へのアドバイスは『身体の近くで振ってごらん』。
フルスイングしてもかなりゆっくりなので、自分がどのようにスイングしているか築くことが出来るんですね。
肘が伸びっきて、ドアスイングになってしまう選手にとって、全力でスイングしながら矯正できる、優れた練習方法です。


野球
ヘッドが下がるといわれた選手へ

ヘッドが下がるという表現を使う指導者が多い中、
選手にとっては中々理解しがたい言葉です。

私自身は、ヘッドが下がるという=手首のしわがなくなること
と指導していますが・・・。

この話題は置いておきまして、
この練習を行うと、ヘッドが下がると竹竿を地面にこすってしまいます。

3mの竹竿を振ることで、自然と癖が治っていくはずです。
これも自動化のうちの一つです

野球
洗脳

この練習を始める前に、選手に必ずこの情報を伝えてください。
『ジャイアンツの高橋由伸選手が、小さい頃から続けた練習である。』
この魔法の言葉により、この練習の効果は3倍にふくれあがります。




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2014/06/08

スナップスローを練習選手に贈る 『ヒザ付きスナップスロー』


スナップスローを練習選手に贈る
『ヒザ付きスナップスロー』















ヘボ監督のマル秘練習
キャッチボール入門シリーズ ~その1~






練習メニューの解説



野球 ヒザを着く目的
野球を始めたばかりの選手がキャッチボールを上手にできるようなるまでに、
大きな障害となるのが、
『上半身と下半身の連動』

まずはこれを取り払うために、膝を着いた練習をしましょう。
技術(スキル)を身に付けるためには、一度に多くのことをやってはいけません。
練習のポイントを上半身に絞り込むこが目的です。















野球 スナップスローのコツ教えます
スナップとは『手首』のことです。
手首を使って投げるというイメージはこんな感じでしょうか。













これはあくまで結果的にこのような形になっているということ。
手首を曲げることによってボールを投げるわけではありません。
手首を曲げる力は決して強くありません。

練習のポイントとしては、腕の振りを途中でストップしてみることです。

急ブレーキがかけられた腕は、勝手に手首が前に出てきます。
自転車に乗っていて急ブレーキをかけると、体が前につんのめってしまいます。
腕の振りと手首にも同じ現象が起こります。

スナップスローで大切なことは、手首を使うのではなく、
手首を加速させることです。



野球 キャッチボールの第1段階
野球経験が少ない選手ほど、上で説明したストップ動作が入らずに、
腕全体で投げてしまう選手が多いです。

野球ボールをドッジボールのように投げる選手をよく目にします。

ストップ動作による加速は、最終的に無意識のうちに行われるものです。
まずは知識から。

意識して練習することにって、最終的に感覚として身に付けていきましょう。



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2014/06/04

上半身の使い方を感じる練習 『ヒザ付きファンボールティーバッティング』

上半身の使い方を感じる練習
『ヒザ付きファンボールティーバッティング』












練習メニューの解説

野球体を捻るテイクバックの矯正
テイクバックを取った時に、体ごと捻る選手が多く見られます。
原因の一つは、テイクバックと同時に下半身を捻ってしまい、
『後ろを向いているだけ』の状態になってしまうことです。

この練習では、テイクバック時に下半身が必要以上に捻られないために、
肩が大きく入ることがありません。














肩が入りすぎない代わりに、前の方の肩胛骨が張る状態になります。
この『張り』を感じてほしいのです。


野球肋骨より上を捻る
この練習で感じてほしい、1番のポイントです。
野球経験がない選手にスイングをさせると、必ずと言っていいほど、
肋骨より上が捻じれません。
そして、プロ野球の多くの選手が、フォロースルーのトップ時に、
後ろの手(トップハンド)側の肩胛骨が前に出ています。










下半身を回して肩甲骨を前に出すことは簡単ですが、
両足がロックされて不自由な状態では、意図的に体全体を使わなければ、
肩胛骨を前に出すことができません。

◎肩胛骨が見えています














部分的に体の自由を奪うことで、新たな感覚を体感することができます。



野球前から来るボールを打つ
ファンボールの良いところは、前から来るボールを、
安全に、数多く打つことができるところにあります。
このボールはトイザらスなどに売っていて、安価で購入ができます。

これがあれば、室内練習が充実します!






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